こんにちは。筆者のRayと申します。
この記事は、リゾートバイトスタッフとして働く人に多い目的の一つ「稼ぐ」ために、
「どうやって時給を上げてもらうか」に特化した記事です。
リゾートバイトは基本「寮費」「食費」「光熱水費」などの出費がほとんどありません。
そのため、そもそもお金が貯まるシステムになっています。
ただ、どうせ同じ時間働くなら時給が高い方がいいですよね。
時給が100円上がれば月に17600円の給料アップです。
格安携帯なら半年から1年分支払える金額だね。
とにかく少しでも稼ぎたいというあなたに、時給の上げるための交渉術について説明します。
※ 前提として本記事は「派遣」契約として派遣会社と契約をしている場合を想定しています。
「派遣雇用」と「直接雇用」について詳しくは別記事で説明していますので参考にしてください。
時給アップ交渉前に知っておきたいこと
時給交渉の前に以下のことを理解しておくことによって、
より自信を持って交渉できるようになります。
交渉の基本的な考え方
- 自分と派遣会社がどちらも利益になること
- 自分がいくら上げて欲しいのか理想の金額を明確に伝える
- 基本的には50円アップが多く100円アップの場合もあるのでこの範囲で交渉する
- 交渉するための理由・根拠を具体的に示すこと
- 悪いことをしているわけではないので遠慮し過ぎる必要はない
- 派遣会社の評価だけでなく、派遣先の評価も時給アップの材料になる
派遣会社の実情
- 派遣先のホテル・旅館等とリゾバスタッフの間に入っていろんな交渉等を行う
- 派遣先のホテル・旅館等とリゾバスタッフの時給交渉を行なっている
- 派遣会社の評判が落ちるリスクがあるため、派遣先のホテル・旅館等へ常に助言をしている
- リゾバスタッフの派遣数や派遣期間が大きくなるほど派遣会社の利益が上がる
- リゾバスタッフを大事にして別の派遣会社へ移られないように頑張っている
(時給を高くしたり、サポートに力を入れたり、福利厚生を充実させたり等)
大手の人気がある派遣会社は、
時給にこだわっていたり、スタッフを大事にしたいと考えています。
別記事で厳選したおすすめの派遣会社を紹介していますので参考にしてください。
派遣先ホテル・旅館の実情
- 繁忙期はリゾバスタッフの争奪戦が行われる。
- リゾバスタッフに辞められないように、また、次も来てもらえるように寮を綺麗にしたりなど常に改善をしている。
- リゾバスタッフに来てもらえないと今いるスタッフに負担がかかり、「激務だ」「ブラックだ」などと評判が落ちて、新しいスタッフが来てくれなくなるという悪循環になるリスクがある。
- 新規採用は短期だとコスパが悪いため、出来るだけ長期で派遣してもらいたい。
- スタッフが少なくなり忙しくなると、結果ホテル・旅館の顧客満足度の低下につながるリスクがある。
リゾートバイト時給|条件による交渉
他の派遣会社を引き合いに交渉
リゾートバイトでは、同じ職場・職種でも「派遣会社が違う」だけで、先輩であっても時給が安いなんて場合があります。
- 「自分が先輩で指導もしているのに時給が低いので、他の派遣会社さんと同じ時給にしてもらえませんか」
経験や資格をネタに交渉
契約の途中に限らず初めの契約前に交渉することも可能です。
- 「仲居の仕事を3年ほどやっていた経験がありますので仲居の時給をあげてもらえませんか」
- 「看護師の免許をもっていますのでスキー場救護パトロールの時給を上げてもらえませんか」
- 「英語が話せますのでフロントの時給を上げてもらえませんか」
リゾートバイト時給|タイミングによる交渉
契約延長時に交渉
派遣契約延長のタイミングは最も交渉が成立し易いタイミングです。
派遣契約を満了し、勤務先が気に入って「このまま継続したい」と思った場合や派遣会社から「契約延長しませんか」と依頼があった場合が交渉のチャンスです。特に派遣会社から依頼があった場合は最大のチャンスです!
- 「契約を継続したいのですが、1ヶ月勤務していろんな業務を1人で任されるようになって忙しくなっているので時給を上げてもらえませんか。」
繁忙期に交渉
繁忙期
- 年末年始
- ゴールデンウィーク
- お盆
- 紅葉シーズン
- クリスマス
- 春・夏・冬休み前 など
派遣会社界隈では繁忙期にはスタッフの取り合いになるので、忙しくなる時期は交渉のタイミングには最適です。
ただし、もともと時給が高く設定されている場合がありますので、その場合はそれ以上見込めない場合もあります。
- 「スタッフ数は変わらないのにホテルのお客さんが増えて業務量が増えたので、時給を上げてもらえませんか」
リピーター時給を狙おう
同じ派遣会社で同じ職場・職種であれば時給アップが狙えます。
リピーターは派遣先のホテル・旅館等にとって即戦力でコストパフォーマンスがいいからです。
新規スタッフの場合は教育期間があります。
この場合、元々いる社員や先輩スタッフを教育者としてつけなければなりません。
つまり、1人でできる仕事に2人取られてしまいます。
そうなるとホテルや旅館のお客様へのサービスの低下につながるおそれもあります。
そのため、時給を上げてでも経験者に来てもらうほうがメリットが大きいわけです。
したがって、同じ派遣会社で同派遣先・同職種の場合は時給アップ交渉は、かなり高い確率で成立すると考えられます。
- この派遣先のこの職種は一度リゾートバイト経験があるので、時給を上げてもらえませんか。
【参考】
- アルファリゾートの場合
半年以上勤務した場合時給1250円補償やさらに仲居なら1200円以上(経験者なら1350円以上※一定の条件あり)補償という制度もある。 - リゾートバイト.com(グッドマンサービス)の場合
リピーター時給という制度を採用しておりグッドマンサービスで1ヶ月以上勤務したら2回目以降の派遣で時給50〜100円上がる案件もある。
リゾートバイト時給交渉の注意事項
交渉は自由ですが断られたら諦めましょう。
時給を上げるに値する人を低い時給で働かせるということはありません。
優秀で大事なスタッフが別の派遣会社に移ってしまうからです。
断られるということは上げる理由と根拠が乏しく、しっかりと自分をアピールして交渉できなかったということです。
実は、派遣先の旅館やホテルから、あなたに対する評価も派遣会社は聞いています。
次の機会にしっかりと上げてもらえるように頑張りましょう。
まとめ
時給の交渉は遠慮なくしてください。
例え断られたとしても交渉することにより派遣会社の担当者からも「2ヶ月頑張ってくれたら時給アップできます」等の条件をもらえたりして、お互いにとってメリットがある関係を築くことができます。
自分の価値をちゃんとアピールしましょう。
時給が下げられることはありませんので交渉はしないと損ですよ!
それでは、よいリゾートバイトライフを!
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